
オペラちゅう
いま、モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』をやっています。 この曲は珍しくオーボエの吹くところが少ないので、練習に入る前には、あれ?もしかして今回ラクかなぁ~~??なんて思っていたりしたのですが・・・長~く待って次に吹くということは、リードの開きが変わったり、楽器が冷えたり、みんなとテンションが違ったりと 、なかなか別の意味で難しく、少なくともラクというものでは無いことを実感しています。ちょっとだけですが、いつも暇そうにしているトロンボーン奏者ももしかしたら案外大変なのかもしれないなあなんて、心にもないことを思ったりもしています。 オーケストラピットが狭く、演奏しない時に椅子の背にもたれると頭がクラリネットの人の譜面台に当たってしまったりするので、なかなか姿勢を変えることもできません。エコノミー症候群の心配をしつつ、オシリも痛いので、本番は座布団持って行きまっす。 とにかく、それもこれも、モーツァルトを美しく演奏するため!美しく吹けますように!!
写真はピットの私の席。
そして私の紙コップにガブちゃん、けっこう上手く描けたので記

クリスティアン アルミンク氏 就任披露演奏会
クリスティアン・アルミンク氏が広響の首席客演指揮者に就任され、9月8日の第373回定期演奏会が就任披露演奏会でした。
R.シュトラウスのヨセフ伝説からの交響的断章、ベートーヴェン交響曲第3番「エロイカ」 集中力、筋力、音楽力を これでもか~~というほど必要とするプログラムでした。オーボエのソロもやりがいも、たくさんありましたよ~。 アルミンクさんは練習のとき主に英語なのですが、時に込み入った内容などで団員の中に「?」が飛び交ったりしたときには、英語とドイツ語と日本語のミックスになるのです。そして、これがけっこう分かりやすくて面白い。 だから、練習自体は3日間通じて緻密でハードでしたが、彼のキャラクターにも助けられ、オケ全体が本番に向けて良い集中が保てたと思います。 曲がシビアなので、本番の日の午前中、私は必要最小限しか動かないようにして体力を温存。 なんとか打ち上げまで持たせることができました(笑)
アルミンクさんを囲んでの打ち上げには、アフィニスセミナーの講師のマティアス・ミュラーさん(ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席ティンパ