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クリスティアン アルミンク氏 就任披露演奏会

クリスティアン・アルミンク氏が広響の首席客演指揮者に就任され、9月8日の第373回定期演奏会が就任披露演奏会でした。 R.シュトラウスのヨセフ伝説からの交響的断章、ベートーヴェン交響曲第3番「エロイカ」

集中力、筋力、音楽力を これでもか~~というほど必要とするプログラムでした。オーボエのソロもやりがいも、たくさんありましたよ~。

アルミンクさんは練習のとき主に英語なのですが、時に込み入った内容などで団員の中に「?」が飛び交ったりしたときには、英語とドイツ語と日本語のミックスになるのです。そして、これがけっこう分かりやすくて面白い。

だから、練習自体は3日間通じて緻密でハードでしたが、彼のキャラクターにも助けられ、オケ全体が本番に向けて良い集中が保てたと思います。

曲がシビアなので、本番の日の午前中、私は必要最小限しか動かないようにして体力を温存。

なんとか打ち上げまで持たせることができました(笑) アルミンクさんを囲んでの打ち上げには、アフィニスセミナーの講師のマティアス・ミュラーさん(ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席ティンパニ奏者)も来られていました。 帰りにタクシーで広島駅までご一緒したときに聞いたのですが、彼の娘さんはデュッセルドルフの大学でオーボエを勉強中なんだそうです。リード製作中の写真を見せてくださいましたが、なんとも渋い表情をしていて…どうしたの?と聞くと、リード作りがキライなんだそうです。気持ち、わかりますよ〜!!娘さんも私と同じマリゴーを使っていて、ミュラーさんも響きが好きだと言っておられました。感じている事が同じで2人で 盛り上がりました! それから、今日は情熱のある いい演奏だったと言ってもらえました。とても嬉しい夜でした。 写真、私の隣がアルミンクさん。後列の真ん中辺りがミュラーさん。

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