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デンマーク国立響  ベルリン放送響

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春は、オーケストラのお仕事が ちょっと暇なので、ちょっとした休暇の気分で過ごしています。( ◠‿◠ ) 今月はデンマーク国立交響楽団と、ベルリン放送交響楽団の演奏を聴くことができました。

デンマーク国立は初の日本公演だったそう。

デンマーク国立の演奏は、何と言ったらいいのか、ふだん耳にする機会の多いヨーロッパの主要オーケストラとは音楽の組み上げ方や、音色のつむぎ方がちょっと違っていて(と私は感じた)、繊細で奥深い響きで始まった空気感が演奏会の終わりまで絶え間なく流れ続け、聴き終わった後に「こんな風にも出来るんだなー」という新鮮な驚きを感じられるものでした!

特にチャイコフスキー交響曲第5番の冒頭のクラリネットの信じられないぐらいのかすかな音量とテンポ、やがて全体に広がる暖かみのある響き、2楽章のホルンソロの自由な歌、ど迫力のfffへ向かう時にも決して荒れない丁寧な音作り。感動し憧れました!

そして演奏会の後は、以前広響で共演したファゴットのドーテ・ベニケさんが出演されてたので楽しいお食事会にも参加させていただきました。  

ベニケさんとホルンの方は、6月20日の広響Music for Peace Concertに出演されます!楽しみです!!ご期待ください!

そして もう一つは、ドイツ最古の放送オーケストラであるベルリン放送交響楽団の演奏会。こちらは、以前一緒に演奏したクララ・デントさん在籍のオーケストラで、彼女に連絡を入れたところ会えそうだったのですが…ソリストによる急な曲目変更もあり、残念ながら結局のところ会うことは叶いませんでした。演奏会終了後は(毎回そうですが)このまま帰るには惜しい気持ちになり、ビールを飲みに以前 文化庁の仕事で この街に連泊していた時からずーっと気になっていた「ニューミュンヘン」というお店に行ってみました。ベルリン放送響後のミュンヘンビール(距離にして約580キロ離れてるんだそうです),堪能しました!津上順ちゃんは、以前の文化庁の時も一緒だったのでした♡

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